どうもゆうちゃんぐーす。このブログのタイトルでもある『ひとり西遊記』の最終目的地、現代の三蔵法師、もとい現代の猪八戒ゆうちゃんぐーすが天竺(インド)に上陸しました。もうずいぶんと前に中国の三蔵法師って人が実際に歩いたルートとは大きく違うって、そこは21世紀の現代版なんであしからず!
バンゴクからコルカタの空港について、ってまずこれ飛行機がね、エアインディアがバスみたいに遅れた人を待って遅延。お先は明るいねー。めちゃくちゃゆれてるし。ねぇあれ翼の先っちょ折れてない?ってどうもそんなかんじに見える。だいぶワクワクさせてくれるじゃなぇか。そんなワクワクドキドキの3時間を終え、インド・コルカタに着陸。まずはこれ、タクシーで市街までいかなきゃなんないってことで、同じ飛行機に乗ってた人にお誘いを受け、市街まで。
タクシーの夕方。オレンジ色したインドの街。女の人がサリーを着ている。それだけでなんかいいっていうか、今まで旅してきた国はやっぱり日本に近くて、顔も日本と近かったわけでさ。オレ自身も逆に現地の人に間違われたりさ、そんなところだった。でもここは違うんだ。インド人の顔。これがねー、なんつーか、新たにまた旅を始めさせてくれた気持ちにさせてくれるんですよ。なにもかもが新鮮で、みんながインドこえーよってびびさすもんだからちょっと気を張ったりしてさ、その感覚がよみがえって来る。体で旅を感じる。このドライバーもさっきからなぜかイライラしててさ、咳が尋常じゃないくらい止まらなくて、そっぽ向いて運転してる時間がそれも尋常じゃなくて、実際に車にぶつかったりして、ツッコミどころ満載なわけですよ。でもオレはそれを心の中だけでツッこんで、笑いが止まらない!何も仕掛けなくてもどんどんおもしろいことが起こってくるんですよ。それが絶妙にからんできて。おいおい、旅がまた始まっちゃったよ!
ただ疲れるね、これ実際に切実。いちいちツッこんでたらキリがないわ。慣れない初日はなんもしてないのにめっちゃつけれたもん。人多いし、なおうるさいし、しつこいし、暑いし、カレーばっかだし、それが全部絶妙にごちゃごちゃ降りかかってくる!インド人と友達になっても、昨日の見方は今日の敵。昨日あんなに仲良く遊んでたのに、今日何代なのかもわからない1000ルピーを要求してくるなんてザラ。逆に昨日敵だと思ってた人が今日は大天使ガブリエルだったり。途中からその辺かんじがわかってきてうまくできるようになったからよかったけど、これインドの問題ですよ。旅にとって現地の人の存在ってすごく重要だからさ。気が落ちつかねー。ただそれがインドなんですね。
日本ではたびたび人同士のコミュニケーションが問題になる。日本は塀を作り、家に閉じこもってしまう国柄で、人と人との付き合いが浅く、今ではお隣さん同士の付き合いもほとんどなくなっている寂しい国だって言うじゃん。おばちゃんとかさ、たまに。だから外国はオープンでいいねーって。ここでめっちゃめちゃオープンなインド人が言ってたのは、インドはオープンすぎるって。道で会ったらばっかでいちいち体使ってあいさつしなきゃなんねーし、家にもかってに入ってくるし、フレンドリーすぎるてうざいって言ってた。どこの人もそうやって抱えてるのね。バランスが大事ってことね。。。
そしてこんなに楽しいインドで年に一回のお祭り『ホーリー』に参加してきました!この日ばっかりはカーストも貧富の差も関係なくなるなんでもアリの日。街中、音楽をならして騒いで、色の付いた粉をぶっかけまくり、水ぶっかけまくり。酒も解禁で酔っ払うし、場所によっては死人も出るって話だ。
いやー楽しかった!ホーリーの前日の夜から前夜祭が開かれ、街中に火を炊いて騒ぐ騒ぐ。インド人の太鼓隊が盛り上げる。みんな体中びしょびしょの色だらけになって、色だらけになって。笑顔で踊ってる。昨日まで物乞いでおっぱわれたおじいちゃんも太鼓にあわせてエアーギターで踊ってる。ここで募ったチームジャパンを引っさげ踊る。もうみんな色だらけになっちゃって、どうでもいいやってかんじに吹っ切れちゃってなんも関係なくなっちゃった。気づいたら両手に大根持って踊ってましたよ。Tシャツもやぶられちゃってさ。もう大変。いやぁ楽しい日だった。インド人のエネルギーを感じざるを得ない。もうマジですさまじい。楽しい人たちだ。じゃす!
2 件のコメント:
ネパールからの絵葉書、届きました。はつらつと頑張っている様子、感動です。あなたの一文を、私のインド日記報告に引用させていただきました。ご了承下さい。その原稿をE-mailで送信します。先日は、不可能状態でしたが??また、帰国後、鹿児島でもお会いしましょう!お元気で!
奥村先生>
ハガキ届きましたか。よかった。
どの文を引用したのか楽しみですね!
このアドレスにおくってもらえるとありがたいです。u.changoose@gmail.com
帰国後またお会いしましょう!
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