2009年1月3日土曜日

ミャンマー・チャイティーヨー きんいろのかみのいわ

お正月サンガニチ。毎年日本では寒川神社や明治神宮へお参りに行っている。さて今年は海外ここミャンマーでどうしますかって。見つけましたよ。ビルマ人の昔からの巡礼地、バゴーという街の近くにある「チャイティーヨー・パヤー」っていう仏塔があることろ。ゴールデンロックという金箔で覆われた大岩が鎮座ドープネスしてる。しかもそんなかにブッタブランドの遺髪まで眠ってるんだって。おーしよーちぇけ行きますか。








ヤンゴンを昼ごろ出発して、この仏塔のある山の麓の町で一泊。次の日の早朝、山頂を目指す。まずはトラックの荷台にのり真ん中の富士山の五合目みたいなところまで。てかさ、朝のこのトラックがすごかったんです。トラックの荷台に人が乗る乗る。イナバ物置の「100人乗ってもだいじょーぶ!」ばりに乗り込む。100人トラックに乗ったらそりゃ大丈夫じゃないでしょ?って考えたらわかるけどそんな常識関係ないです。そしてありえない数の人を乗せたまま更にはありえないスピードで山道を駆け抜ける。日本で山道走ってると、いかにも頭文字Dコンプリートしてそうな車(改)がアホみたいなスピードで追い抜いてくるじゃん。マジあれと同スピードで駆け抜ける朝のジェットコースター、俺は朝ジェットで完全に目が覚めた。





日本だったらまず先に危ないからしないし、ガタガタ道ですごく不愉快になると思う。日本人だったら。ここのビルマ人は朝ジェットを楽しんでた。今から仏塔巡礼行くぜ!その前のアトラクションだ!って感覚。今日1日をすべて楽しんでやるってかんじ。見習いたい感覚です。





五合目からは我が足で登る。大勢の人と共に山頂を目指す。弘法大師もくりびつの同行2千人以上。きっとミャンマー中からこの仏塔へ集まってきてるんだろう。そのくらいエネルギーのある仏塔なんだ。








その光景がなんだか気持ちくてビデオを撮りながら登ること1時間、仏塔到着。チャイティーヨーパヤー、ゴールデンロック。この仏塔はこのゴールデンロックという大岩に乗っている。この仏塔の中にはブッタの遺髪が納められていてそのパワーにより変なかたちのゴールデンロックはバランスを保て、しかもこれがかすかにに浮いているって話。ブッタの遺髪の力らしい。でもねー、ありがたい気持ちは十分伝わってくるし、その気持ちもわかるんだけど、これね、浮いてるようには見えないんだよね。きっと『ブッタのパワー』とかのキーワードでテンション上がってちょっと盛ったね。巡礼に来てるビルマ人もそれ気になって浮いてるかどうか岩の下を覗き込んで、アレ?おっかしいなー?なんて顔してるし。うーむ、きっとそうだね、今日は浮いてない日だったんだね。





    写真[ここミャンマー仏教国では女性が入ってはいけないところが多い。]







金箔で覆われた巨大な石。昔からの巡礼地。たくさんの人がパワーをもらったし、たくさんの人がパワーを与え続けた場所。真剣に祈る信仰深いこのひとたちに目をうばわれた後、確実にご利益があるでしょってめっちゃさわりまくった。願い事しまくった。そしたら手が少し金色になった。パワー吸収。今年はサンガニチによく考えたらとんでもないところにいるわ。今年はゴールデンな年になることでしょう。



        写真[麓の村で遊んだ子供たちの仲間たち]




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