ルンビニ。仏教の開祖、ブッタことゴータマシッタルダが生まれたところ。肌寒かったネパールの山かた下ってその場所は現インドとの国境付近。この時期インドは酷暑期という1年で最も暑い季節を迎えている。そんなかんじでバスにゆられてルンビニを目指す。日本人に似た顔も目立つネパールの中央に比べて、南に行くにつれてだんだんとインド人の濃い顔が目立ってきた。懐かしいこのかんじ。
そしてもうねこれね、はっきり言ってめっちゃ暑かった!!なにこの暑さ。サウナじゃん。一緒にここまで来た女の子も暑くて参っちゃってたし、何よりオレが参ってた!はんぱねー暑い。汗が岩盤浴やってるときみたいに滝の様に流れる。GHで寝る時もやばかったよ。部屋が暑すぎて寝れないの。だから部屋ん中にばしゃんと水撒いて少しでも冷やす。15分くらいは少し涼しいけど、水なんてすぐ乾いちゃう。こんな寝苦しい夜は限度を超えてた。ギッリギリだったわ〜。でもここはひとり西遊記には欠かせないルンビニ。気合いを入れ直してルンビニ公園の各国の寺院を巡る。そしてお参り。
ここには仏教に通じている各国のお寺が立てられていて、そこでお坊さんがお勤めしている。おもしろいのが、いままで周ってきた国がだいたい仏教国だったから、そして寺院を見つけては欠かさず見学にいっていたから、なんか最後にこうしてみると各仏教国でもその国によって建築だったり、様式だったり、文化だったりが様々なのがここでまた復習できた。この旅の想い出めぐり。こうやって三蔵法師も想い出インマイヘッドしてたんでしょう。感慨深いわー。中国は赤くて豪華だし、東南アジアはギザギザ、ミャンマーは金色。おもしろいね〜。そしてミャンマー寺ではVIPASSANA瞑想をやらせてくれたので熱気の中で瞑想してきた。マジあっちー!!これじゃあつすぎてVIPASSANAにならないわ!
一通りお参りを終えて、最後はブッタが生まれてお母さんが入水させた場所に行った。そこには花を売る女の子が座ってた。その子がカメラ貸してくれっていうから貸してあげて2人でカメラの撮り合いっこして遊ぶことになった。女の子が「ブッタ」って言うからブッタのマネしたり。「イー」ってやって顔をイーにしてもらったり。なんか不思議な時間だった。この女の子もきっとブッタの国の人の子孫なんだとうと思うと更になにか不思議な気持ちになった。ここは多くの人を救ったブッタが生まれたところ。そういうところだ。
ほんと暑かったこのルンビニ、ブッタが誕生したこの土地を超えて次はインドだ。酷暑のインド。酷暑のバラナシへ。次はヒンドゥーの聖地へ行く。いったい次はなにが待ってるんだろう。楽しみだ。わくわくが止まらない。じゃす!
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